三日ぶりに晴れた。年々時差ぼけが治らなくなるというか
あまり治す気にもなってないような・・・・・・笑
そんな勤勉な人間ではないのかもしれない。笑
しかし、お腹は減るもので、笑
お昼ご飯を買いに出て当てもなく歩いていると
スタッフが「これとっても美味しいってネットで書いてありました!」と目を輝かすので
食べてみたらとっても美味しかった。
そんな一枚。
チキンオーバーライス。
HARAL って書いてあるバスで売ってます。7ドルくらいかな。
それはさおてき・・・・・・・・・・
今日は、コロンバスサークルにある「Dizzy’s club Coka-Cola」というバーでライブを見てきた。(写真は終演後なので出演者もお客さんもいないけど大盛況でした!)
遡ると、塩谷哲トリオをやっている時に遊びにきていた当時国立音大の学生だった狭間美帆さん。
あの時は学校を卒業したらニューヨークにいくって話をしてたのを今更思い出したんだけど
ここのところ僕がニューヨークでライブをやると毎回顔を出してくれていた。
今回はたまたま滞在中に、狭間さんのライブがあるというので
是非!!ということでお伺いさせて頂きました。
ライブは、さすがの才能を感じる。
日本の四季を感じさせるような・・・繊細でありながらも大胆
日本の四季を感じさせるような・・・繊細でありながらも大胆
しかもグルーヴィー。スピリチュアルな作曲とアレンジ。素晴らしい!
ニューヨークの地で日本の四季を感じるとはなあ・・・。狭間さんのオリジナリティーには感動しました。
そしてもう一つ、すごいなと思ったのが、日本人のコミュティー。
結束固く暖かいですねえ。
結束固く暖かいですねえ。
そこで、なんと14、5年ぶりに、森山良子さんの全米ツアーの時にコーディネーターをやられていた方
(ロンカーターのマネージャーさんでもある村田さん)にお会いした。
当然、最終日のブルーノート公演で共演したマイケルブレッカーの話になる。
森山さんのあの日のライブは
ピアノが島健さん、ベースが納浩一さん、そして山木秀夫のトリオ。そして森山良子さん!
ゲストでマイケルブレッカーさんと数曲ご一緒させていただきました。
彼はとっても紳士で、おごりたかぶることない、素敵な方だったねと。
当時幼稚園生だった娘に、絶対ブレッカーさんの音を聞かせたいと思って連れて行ったのですが
ブレッカーさんが「絶対5分で寝ると思う!」と・・・予想通り娘は10分後くらいに寝て
終演まで揺すっても、叩いても起きなかったという話で思い出し笑い。
そんな話から
コーディネーターの村田さん「ブレッカーは本当に本当にいい人でしたよね」
山木「そうですね、驚いたのが、僕らと演奏しおわったあとに、『僕はこんな世界、こんなグルーヴがあったことを知らなかっただから、日本のツアーをやりたい』って言ってくれたのには、本当に僕はこの言葉がどれほど嬉しく、そしてどれほど勉強になったかしれないんです。」
村田さん「そうでしたか。あのあと日本ツアーを絶対やりたいって、スケジュール全てキャンセルしてもやるって言い張っておられたんですよ。でも、体調が悪くなってしまって・・・」
結局実現できなかったのですが・・・
山木「演奏中も、真摯で謙虚。本当に常に謙虚な人でしたね。」
村田「皆さんがまだ演奏してる時に、ゲスト出演終えて戻ってこられたマイケルさんが
『俺はまだまだだ。』ともおっしゃておられたんですよ〜。」
二人「本当に謙虚な素敵な方でしたね」・・・・としみじみ・・・人柄を偲んだ夜でした。
なんだか今日は素敵な夜を過ごすことが出来ました。
ニューヨークにて謙虚な気持ちでブログを書く。笑
「初心わすれるべからず」
狭間さん、再会をありがとう!
山木秀夫(つぶやき・会話・まとめ代筆 スタッフ)